三洲電線株式会社

IT撚り線

IT撚線とは

IT撚線を開発しました

真円形状に圧縮しているにも拘らず、最外層の素線伸びを平均15%以上保持しています。
これまでのCKK(中空化圧縮)では、圧縮をかけることで外観が真円形状になるメリットと最外層の素線伸びが減衰してしまうデメリットの両方を兼ね備えていましたが、IT撚りは一括集合撚りと中空化圧縮撚りの両方のメリットを活かし製品化しました。
走間メッキ(ノンフラックス)工法により素線伸びの均一性が素線1本単位の品質向上させ、IT撚り線の特性を可能にしました。

導体製法の違いによる特性比較

導体構成:30/0.18TA
30/0.18TA一括集合撚り

撚り後の素線
伸び率(%)

min 13%以上
ave 18%

断面形状

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外観(側面)

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特徴
  • 外観形状がいびつである(不定形)。
  • 1回撚りである。
  • 被覆が厚肉厚となる。
  • 押し出し時の偏肉による不良率が高い。
  • 端末加工時のストリップ事故率が高い。

30/0.18TA-CKK

撚り後の素線
伸び率(%)

min 3.4%以上
ave 6.2%

断面形状

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外観(側面)

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特徴
  • 外観が真円形状である(圧縮あり)。
  • 1回撚りである。
  • 被覆の薄肉厚が可能。
  • 押し出し時の偏肉による不良がない。
  • 端末加工時のストリップ事故率が低減。
  • 最外層の素線伸びが減衰している。

30/0.18TA-IT

撚り後の素線
伸び率(%)

min 13.2%以上
ave 18.6%

断面形状

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外観(側面)

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特徴
  • 外観が真円形状である(圧縮あり)。
  • 1回撚りである。
  • 被覆の薄肉厚が可能。
  • 押し出し時の偏肉による不良がない。
  • 端末加工時のストリップ事故率が低減。
  • 一括集合と変わらぬ素線伸びを確保。